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いずれ配当金で毎月のローンを支払いたいな…
よく田舎住まいの親には「家を買ったら一人前」「いつまで賃貸に住んでいるの?」と言われていましたが、不動産を購入すれば良いというものではありません。
私は2年前に一軒家を購入しましたが、一軒家を購入するまでの考えを紹介させていただきたいと思います。大きな考え方は以下のとおりです。
賃貸 と 不動産購入
まず賃貸派とマイホーム派で意見が必ず対立しますよね。
私の親や職場の上司は「いつまで賃貸に住んでいるの?マンションを買いなさい」と言われ、新築物件のチラシをよく見せられていました笑。
しかし、バブル期の考え方や古い考え方に縛られる必要はありません。特に世間体を気にし始めると納得しないまま不動産を購入させられる危険性があるので、要注意です、
賃貸かマイホームを購入するかは、各家庭や資産の状況に合わせて選択すべきだと思います。特に企業によっては住宅補助が非常に手厚いor社宅がある企業でお勤めの方は賃貸や 社宅を利用すべきだと思います。
就活生向けのサイトのランキング形式で紹介されています。
ランキング上位の企業のように住宅手当が9万円もあれば、かなり固定費節減につながるので、使うメリットが大きいです。
例えば22歳で就職して60歳の定年まで毎月5万円の住宅手当をもらい続けるとすれば、2,280万円を定年退職まで得ることができます。
当然マイホームを購入してしまうとこの手当は得られません。
ちなみに私の勤務先の場合は、賃貸で30,000円の補助があります。しかし、賃貸は資産価値として残らないことが気になっていました。資産価値の残る物件を探してやっぱり自分の家がほしい!と考えました。
マンション と 一軒家
マイホーム買うぞ!これで一国一城の主だ!男のロマンだ!
…決めたのは良いのですが、ここからが大変なのです。
マンション?一軒家?の究極の選択を迫られます。
マンションと一軒家のデメリットはsuumoのサイトでキレイにまとめられています。
しかし、これらの条件すべて満たすことは難しいと思います。TOP10中の半分を満たせれば十分ではないでしょうか。
私の場合、まずは築浅中古マンションの見学(当時は2019年でコロナ流行前)を5件行きました。
京都市内が特殊なのかもしれませんが、治安が良い地域は、マンションの部屋が予想以上に狭いうえ、物件価格が新築一戸建てよりも高かったのです(目が飛び出ました)。
その理由を仲介業者に理由を聞くと、東京オリンピックに向けてディベロッパーがマンションの供給を少なくして価格を上げている、資材が少なくなっているなどでした。
駅が近く十分な広さがあるマンションになると、4,500万円~5,500万円の価格帯が多く。私の年収では手が出ない価格帯のマンションばかりで、買えそうなマンションは治安が良くない地域か古いマンションばかり…。
納得できる物件はありませんでした。
「なんで一軒家よりも、マンションが高いねん。それやったら一軒家の方がええやん」
というのが私の結論です。
実家が一軒家で、私自身がのびのびと暮らしていたイメージも影響していますが「建物の価値がなくなっても土地の価値が下がりにくい場所を選べば、土地を資産として持てるし、そうしよか」という意識が強かったです。京都市内で値下がりしにくいマンションを購入するにはそれなりの価格と地域の選定が重要になります。
京都市出身ではない私には地域の選定が少し難しかったです。
新築一軒家 と 中古一軒家(築浅)
一軒家を購入することを決めたら、次は中古か新築か問題です。
たくさん選択肢があって困りますよね。
私は2件の中古物件を見にいきましたが、見に行った時期に売り出されていたのは「部屋数が多い(当時私と妻の二人住まい)物件」「ギリギリ築浅物件(築9年)」などピンとくる物件はありませんでした…。
あと、中古物件は普通に生活している家庭にお邪魔して物件を見ることもありましたが、あまり突っ込んだことを聞くことや細かいところまでは見ることができないので、不安材料が多かったため、新築一軒家を選ぶことにしました。
2022年4月ごろ、コロナがニュースになり始めたころに突然チャンスがやってきました。
値 段:土地3300万円 建物1100万円(建売で半年経過+コロナの影響で需要が落ち込んだ)
最寄り駅:駅から徒歩4分(しかも特急が止まる駅)
治 安:閑静な住宅街で有名しかも角地◎、ハザードマップ上も大きな洪水には遭わない
広 さ:土地26坪
部 屋:2.5階で3LDK+固定階段式ロフト、駐車1台可
不動産屋の話ではローン審査落ちが続いていて、建築から時間経過しているため建物価格の値下げを提案されました。
そんなうまい話ある?と思いながらも…土地の資産価値が高い・今後も下がらないだろうと踏んで、自分でも驚くぐらいに即断即決しました。
買うタイミングは?
ローンを組む関係上、30前半までには不動産を購入するか決めておきたいところです。また、購入価格の1割程度の頭金を要求されるので、一定額の貯金も必要になります。
私は33歳で購入しました。
また、投資に資金を回している今となっては考えられませんが、当時の私は貯蓄額を見てニヤニヤするのが趣味だったので、頭金で800万円を払うことができました。
子供が生まれる前に購入しましたが、子供が生まれてから探し始めるのは時間・体力ともにかなりキツいと思います。物件探しはかなり疲れるので、注意が必要です。
まとめ
私たち夫婦は家を購入するうえで、優先順位を設定しました。
- 夫婦とも職場に自転車で通勤可能な距離
- 将来子育てするうえで治安が良い地域
- 駅から徒歩10分~15分程度の距離
- 予算は4,000万円程度
- 資産としても価値が大きく残る立地であること
- 家の内装にこだわらない
実際に購入した住宅はこれらをすべてクリアしており、納得の物件でした。
今は特に近隣トラブルもなく、周囲からも良いところを買ったねと言われます。
また、昨年子供が生まれてから子供が騒ぐことも多いので、一軒家で良かったと思う場面が多いです。
マンション住まいでは、子供が騒いだり、楽器を演奏することが原因で近所トラブルになる事案をよく耳にしますので、その点一軒家はとても安心できます。
優先順位をつけることの重要性を理解することができました。
皆さんも一度何を重要視するか考えてみてください。
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