暴落時の投資対策|長期投資を続けるコツ

自己紹介はこちらからご覧ください。

 

この記事を読んでほしい人は…

株式相場が暴落するまでに対策を学びたい投資初心者
長期投資をしたい投資初心者

 

この記事のゴールは…

株式市場が暴落しても、投資を続けられる

 

無料ベクター 抽象的な思いやりのある手で働く小さなオフィスの従業員

2023年5月現在、株式市場に大きな暴落もなく非常に安定した相場が続いており、私自身も株式の含み益が投資金額の10~15%出ています。

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しかし、暴落は誰も予期しないタイミングで突然訪れます。

歴史の教科書で学ぶような戦争・新興感染症よる影響などと要因は様々です。

個人投資家としては、暴落に翻弄されて狼狽売りをせずに、投資を続ける=市場に居続けることで、長期投資の最大の魅力である複利の効果を最大限に活かせられます。

今回は、暴落の歴史を振り返り、投資を続けるための方法を紹介します。

 

暴落の歴史と規則性とは?

(引用元:投資のデータ集:過去95年の市場暴落と回復年数 – myINDEX)

 

株式市場の暴落の歴史は最も古いもので、1929年の世界大恐慌で、直近では2020年のコロナショックです。

いずれも、景気後退、不況・政治的・市場の過熱・金融システムの不安・災害などのリスクをきっかけに暴落が始まります。

また、株価回復に要する年数は平均で4.2年で、下落率の平均は-38%なので、コロナショックの-20%は過去の暴落の中では比較的暴落していないと言えます。

株式市場の暴落の規則性は以下のとおりです。

  • 株式市場は必ず暴落する(約10年周期)
  • 株価を回復するまでに約4~5年はかかる
  • 暴落した株価は、回復してさらに成長している

 

なぜ株価は暴落するのか?投資家の心理状態は?

無料ベクター 質問をするさまざまな人々

 

(引用元:wikipedia VIX指数高値=投資家の恐怖指数が高い)

そもそも、なぜ株価は暴落するのでしょうか?

例えば、株式市場が過熱している状況から暴落する場合には、バブルの形成によって、将来のリスク(株価が本来の価値よりも異常に高くなりすぎでは?)を感じた投資家による売りが別の投資家の不安を煽り、売りの連鎖が始まることで株価が暴落します。

戦争・災害・新興感染症をきっかけに暴落する場合には、企業の生産活動が停止したり、物流や貿易が混乱する可能性があります。よって、企業の業績が悪化することが予想され、投資家たちは企業の株式を売却し、株価が暴落します。

いずれの要因も、投資家心理としては、リスクを感じて株式を売却して現金を厚くすることで、株式市場の暴落による直接的な損失(含み損を減らす・倒産リスク)を減らすリスクマネジメントをしています

 

過去の暴落から投資家は何を学ぶべきか?

無料ベクター 手描きのケーススタディイラスト

過去の暴落から、個人投資家が投資を続けていくうえで、以下3つのことを学ぶ必要があります。この3つを守るだけで、株式市場から退場するリスクを減らすことができます。

無理な投資をせず、日常生活に必要な資金をキープしておく

株価の変動幅が大きい銘柄・1銘柄のみの集中投資・レバレッジをかけた投資商品のみ・現金をすべて投資に回している等々…極端な投資は暴落相場でとれる選択肢が少なく、身動きがとれなくなってしまいます。

暴落相場は「給料が減る+仕事が減る」ことを、意味しているため、最低でも1~2年程度の生活費を確保しておく必要があります。

ちなみに私は妻と子供の3人暮らしなので、約500万円の現金を常にキープしています。

リスク許容度の範囲内で投資する

株価の変動を気にして仕事に集中できない・夜眠れないのであれば、自分のリスク許容度を超えています。家族構成や給料を考慮して、自分のリスク許容度内の投資をすることを勧めます。現行の投資でリスク許容度を超えているのであれば、現金・債券の割合を増やしたり、分散投資を徹底しておきましょう。

暴落時に投資を継続するメンタルを持つ

暴落時に投資を継続するメンタルを持つには、分散投資をしていて投資が習慣化していなければ難しいです。よくある暴落時の投資家の気持ちは…

このまま株価が下げ続けるのか…?

含み損が拡大しないように、今のうちに売却した方が良いのではないか…?

月々の積立投資(インデックス投資)をストップした方が良いのではないか…?

相場の上げ下げに疑心暗鬼になり、狼狽売りをしそうになりがちですが、暴落時に投資を続けることは「株価の取得単価を下げる+配当利回りを上げる」ことにつながります

暴落相場では、含み益が減っていくので焦りますが、淡々と機械的に定期的な株式の買い付けができるか否かが、将来のリターンに大きく影響が出るのです。

まとめ

(引用元:経産省https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html)

暴落時に株式市場から退場しないことは、将来的な株価の上昇と複利の力を最大限に活かすことにつながります。暴落は地震のようなものなので、大きな地震(暴落)が来るまでに、資金と株式のバランスを整えて備えておきましょう。

 

  • 株式市場は必ず暴落する(約10年周期)
  • 株価を回復するまでに約4~5年はかかる
  • 暴落した株価は、回復してさらに成長している
  • 無理な投資をせず、日常生活に必要な資金(1~2年程度)をキープしておく
  • リスク許容度の範囲内で投資する
  • 暴落時に投資を継続するメンタルを持つ

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